序幕式で出合った素敵な人々
すいません。今回空港で写真を撮りませんでした。前回訪欧した時のサベナ・ベルギー航空の記念写真です
色々な国々から
丁度私たちが市庁舎で式典が始まるのを待っているときにある青年を紹介して頂きました。彼の名はAnde KIMS YOUNGさんという方で両親が韓国人の韓国系アメリカ人です。彼は丁度この時期にアントワープに
フランダースの犬を訪ねて訪れたようでヤンさんから「明日式典があるので来てご覧」と案内してもらったらしく丁度この日に大聖堂前に訪れたのでした。彼も大の「フランダースの犬」ファンであり後にアンディ
さんには私の子供達へのメッセージを
韓国語(ハングル)に翻訳してもらいました。また彼の母国でもあるアメリカでも原作のフランダースの犬が
広まる事がアンディさんと私達の夢であるとお互い確かめ合いました。少しづつゆっくりと確実にネロとパトラッシュが広まる事を確信し、私は今回日本に用事を残して来てしまった為この2日後には帰国しなくて
はなりませんでした。2日後にはノートルダム大聖堂の礼拝に出席し一路ベルギーの国際空港のあるブリュッセルへ向かうのでした。
一路日本へ (What a so cute baby!!)

ベルギー首都ブリュッセルから経由地のイギリス・ヒースロー空港へ。そして成田へと乗り継ぎで日本へ向かいました。丁度この時はSARSが世間を震撼させていましたので日本に戻ってもあまり人は多くありませ
んでした。電車で帰ろうと思い駅につくと電車が無くかれこれ50分くらいは待たなくてはなりませんでした。丁度その時に空いたホームで電車の乗り方に困っていらしたご夫婦がいらっしゃいました。話しかける
と同じ方面へ行かれるとの事。それではご一緒にとまだ来ぬ電車を待ちわびながらなれない英語で話をしているとこのご夫婦はオーストラリアのご主人とエクアドルの奥様のご夫婦で丁度おなかには赤ちゃんがいま
した。SARSが猛威をふるっているので迂回してオーストラリアに帰られるので成田で乗り継ぎに8時間!!の待ちがあるらしく観光に出かけるとの事で「貴方は?」とご夫婦に聞かれたので私はフランダースの犬
を伝えるチャンスだ!と訪欧の経緯を説明しました。お二人とも興味を示してくださり後にフランダースの犬の英語の原文をメールで送りそれからしばらくして無事可愛い赤ちゃんが生まれ写真が送られてきました。
丁度夏の暑い日です。私にとってこの小さな女の子にも名作「フランダースの犬」が読んでくれるだろうという楽しみが一つ増えました。
とても短い(3日間)ベルギー滞在でしたが最後の最後まで素敵な出会いが待ち受けていました。私自身はとても小さな力ですが出合う人々によって助けられ少しづつ少しづつ輪が広がっていく。そんな旅の日々でした。
K.Oshima 30/January/2003
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