ネロとパトラッシュ祈念碑の除幕式(1)「市庁舎にて」
右側スピーチ中のアントワープ市:デルウェード市助役、左中央:佐藤全権大使、左側:Euro TOYOTA マーチン・テイラー President (市庁舎にて)Photo by PATRASCHE.NET
今日はアントワープと日本の結婚式です!
「アントワープと日本の結婚式です!」除幕式のセレモニーにて普段市庁舎は結婚式場としても使われるのでデルウィード市助役はそうスピーチしました。デルウィード氏は今回の石碑プロジェクトにて尽力された
駐ベルギー日本大使・佐藤俊一氏、塚原大弐氏、及び祈念碑事業のスポンサーとなったトヨタ・ヨーロッパ社の理解に対し謝意を表明しました。
一方、佐藤大使は「日本・ベルギー間の友好関係の一つの証として、多くの人に親しまれるものとなる事を祈念します」(読売新聞)と英語のスピーチ(これが格好良かったです。自分もあそこまで英語がうまか
ったらなぁ・・著者)を行い、TOYOTA Europeのマーチン・テイラー氏は多くの苦境と闘ったトヨタ創設者「豊田佐吉氏」と物語の主人公であるネロをオーバーラップさせたスピーチをされていました。
終始威厳がありながら親しみある感じが漂う中、式典は順調に進んで行きました。そして絵画コンクールの行われた場所となっているこの市庁舎の階段を降りて石碑の設置されたノートルダム大聖堂の正面広場へ
と向かいました。この日は少し小雨の降る日でしたが私にとって正に快晴そのものでした。
そしてついに除幕の時が来ます。私は今にも飛び上がりそうな気持ちを抑えながら広場へ向かいます。宣言の式での受付係をしていたヤンさんも受付で私に「初めまして」とジョークを飛ばしていましたが一同
皆大聖堂の前へ向かうのでありました。
(蛇足)
今回ベルギーに行くにあたりとても大きな失態をしてしまいました。それはパスポート!ベルギーに行くにはパスポートの有効期限が6ヶ月以上ないと駄目だと言うことを知りませんでした。(恥)「まだ切れ
ていないからまぁいいや」そう思っていたのが後の祭り。結局ぎりぎりセーフでしたが出発日当日にパスポート更新完了!とほほでした。
K.Oshima 5/JULY/2003
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