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ルーベンス「聖母被昇天」1625-26 (490cm X 325cm)

聖母被昇天

P.P.Rubens (1577-1640)

ルーベンスが見える唯一の場所
 ノートルダム大聖堂に入り真っ直ぐに進むとこのルーベンス「聖母被昇天」があります。その絵には天へ導かれる様に描かれている聖母マリアの姿があり、母親のいないネロの心 にこの絵はどう語りかけていたのでしょうか?当時2対のルーベンスの絵は布が被されお金を支払わなければ見る事が出来ませんでした。それ故この「マリア被昇天」はネロが唯一 見る事の出来るルーベンスの絵でもありました。

 この「聖母被昇天」の圧倒される美しさと同時に母性の象徴でもあるマリアの姿、これらがネロにどう写ったのか想像に難しくありません。それと同時にこの絵の美しさが更に ネロが見る事の出来ない2対のルーベンスの絵がどのような絵なのか!想いは募るばかりだったでしょう。

18/June/2010 K.Oshima

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