長野県佐久市 ルーベンス版画美術館開館式(1)
記念すべき平成17年3月6日

この度、日本国内で初めてルーベンスの版画を展示する美術館として長野県佐久市に「フランダースの犬」ルーベンス版画美術館が開館される事になりました!
このルーベンス版画美術館は長野新幹線の停車駅でもある佐久平駅から車で約15分に位置し、新幹線を利用出来るため交通の便は遠方からの訪問でも楽に訪れる
事が可能です。実は私自身ここ最近体調を崩し通院生活をしているのですが長野の透き通った空気と新幹線を利用する事によりとても早く且つ快適に長野に到着す
る事が出来ました。
佐久平駅へ到着

東京から佐久平まで約1時間少々で目的へ到着します。「トンネルを抜けるとそこは雪だった・・・・」有名なこの台詞も長野に入ると急に雪景色となるので私自
身知ってはいたものの実際目にすると新鮮な感動を感じました。箱根あたりはまだ雪一面でしたが次の駅の佐久平に到着するとあたりに少々雪は残っているものの
見渡すと雪は道脇に少しあるくらいでした。
タクシーの運転手さんに聞くと「箱根と佐久は標高差があるからねぇ〜。佐久は箱根より低いから雪も少ないんだよ!」と説明してくださり、また佐久では「鯉」
料理が有名との事で鯉も寒さであまり泥臭さが無いとの事でした。
そしてメアリーローズ英国庭園へ

そうこうしていると「ルーベンス版画美術館」という看板が目に入りました。ルーベンス版画美術館はメアリーローズ英国庭園内にありますので少し高台にあるメ
アリーローズ英国庭園内へと入ります。
初めて訪れる方はとても可愛らしいメアリーローズガーデンの建物にきっと驚かれると思います。日本では唯一英国のイエローブックにも記載され春の訪れと共に
多くの花々が庭園中に咲き乱れこの美しい建物を更に美しくするのだそうです。
私はこの記念すべき日にこの地へ訪れて「フランダースの犬」と縁の深い場所として長野が新しく加わり、また多くの人々がこの地を訪れる事により新しく物語を
発見したりまた思い出したりとルーベンスを通じて様々な交流が生まれるのではないかと感じました。
つづく
<メアリーローズ英国庭園>
K.Oshima 16/March/2005
BACK