ギターのコードは小学校の頃九九を覚える様にとても退屈な物です。ですがある一定の法則さえ覚え
てしまえばラクチンらくちんぽんとどこかのコピーみたいですが、意外とあ!そうなのかと思うはず
です。で下記の図が一般的なチューニングでの音の配列ですが

見てお分かりのとうり・が二つ付いている処は何も押さえない状態と同じ音ですね。そう一オクター
ブ上の音という意味です。ですからたとえば今3フレット目を押さえているとしたらプラス12フレッ
トで15フレット目が一オクターブ上の音と言う事につながります。
メジャーコード
で次に示した図はCのコードポジションを示した(他に多数あるのですが今回割愛させていただきま
す)ものですが○はローポジションですが3フレット周辺のコードと8フレット辺りのCのコードに注
目してください。これは二つともC(メジャー)です。

マイナーコード
出来ましたでしょうか?で次はこのコードを暗く切ない音に替えてみましょう!図の様にEの音を半
音ずらせば出来上がり。もうこれで貴方はロミオとジュリエット(何じゃそりゃ!)

お分かりいただけたでしょうか?図のとうりE(ミ)が半音下がってますね!つまりCコードの場合
基本形がドミソですから真中のミを半音さげる事によりこのマイナー(暗い)効果が現れます。そし
て先ほど書いた法則とは(ローポジションは除く)ギターの場合コードはずらすことにより同じポジ
ションであれば同じ効果が得られると言うことです。このCコードを2フレットずらせばDコードに
なり#Fを半音下げてFにすればマイナーDコードへと変身します。ですからあるきまったフォーム
を覚える事により全部覚える事無くより多くのコードを習得することが可能になるわけです。
♭フラット
コードにフラットが付いているときはフォームを保ったまま一つ下げてください。またシャープの時
は一つフレットを上昇してください。そうすれば音が変化し希望していた音が得られます。
7th
セブンスもメジャーマイナーとならんで最も良く使われるコードの一つです。Cコードをベースに七
番目の音を追加した和音の事です。理論上の事もありCがルートである場合にBが7番目に当たるの
ですが実を言うとこれを半音さげなければというか下げた方がきれいにきこえる(人それぞれです
が)のでC7をかいてあるコードは半音下げた状態になっています。でBは使わないのかというとそ
うでもなくてCM7(シーメジャーセブン)というのもあるので下記に記載します。なぜ半音下げる
のか?と言うのは逆に音楽が嫌いになる可能性があるので私のホームページでは省略いたします。

M7th

6th
こちらも7thと同様6番目の音を足したものです。私はブルージーな曲を書く時に多用します。一度弾
いて試してください。

sus4
こちらはよく教会の讃美歌等に多用されるコードです。私もこのサスフォーは大好きです。美しい響
きを持ったこのサスフォーは一度気に入ってしまうと一人でギターを弾いてるときにポロリと使って
しまいます。こちらのフォームも覚えといて損は無いでしょう!!

以上とりあげたフォームはポップスや様々なジャンルの音楽に多用されこのフォームを覚えておけば
かなりの応用が利くと思います。ギターの場合ずらせばすんでしまうことが多くキーボードの友人に
「いいなーギターは」とよく言っていました。上の図はCを基調に3フレット周辺及び8フレット周辺
をベースに載せていますのでくれぐれもこの2つのコードを混ぜないように気を付けてください。そ
れではがんばってください。
またアコースティック等多用するローポジションのコードは各コードの参考書をお奨めします。もし
リクエストが多い場合にはこのHPで記載する事も検討しています。
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