まずBaseについて様々な誤解が有ることを知って頂きたいと思います。外部からよく聴く事はベースは弦がギターより
少ないとかコードを弾かないから(一部の人は弾く人もいます)と言う理由でギターが弾けないからベースをやろうか
な?といった誤解がまかりとうっている事にとても疑問を感じます。その誤解を解くためにも実際にベースをトライす
るのもいいでしょう!(これが一番いいかもしれない)ご存知の通りギターやベースはピアト違って全く同じキーの音
が幾つかあります。鍵盤楽器の場合は一つしかないのでその点に気をくばらなくともいいのですが、ギターやベースは
違います。特にベースは...
簡単な例を見ましょう!例えば図のベースの(一般的4弦ベースです。チューニングはギターでいえば6ー5ー4ー3
弦と同じE-A-D-Gです)2弦開放弦のDの音とします。しかしいざ弾いてみるととても音が薄いですね?それでは次
は3弦の5フレットを弾いてみましょう!さっきよりも太い音が出るはずです。特に弦の太さの差異が大きいベースは
その傾向が如実にでます。つまり曲や音の厚さに関るベースはこの点に最低でも気を使わなければなりません。ギター
リストがベースを弾くと音が薄い人がいますがこういった所に問題があるのでしょう!
ライブ等で両手を放したりアクションをする等の理由がないときは出来るだけ音のバランスに気を使います。またピッ
チガード(指で弾くこと)の場合音の強弱が不安定になるのもベース特有ですね。また一部のギターリストも効果的に
やってますがベース特有なのはフレットレスベースとチョッパーじゃないでしょうか?前者は構造的にネックにフレッ
トが打ち込んでなくバイオリンのようにのっぺりして指で触った所で音程が決まります。その点ちょっと面倒なのです
があのサウンドは何物にもかえがたいよいものがあります。またチョッパーは右手で弦を引っ張る事により一度は聴い
たことがあると思いますがベースならではの素晴らしいサウンドが出ます。
バンドはギターが上手くてドラムが下手なバンドと、ギターが下手でドラムが上手いバンドでは後者の方が何故か聴い
ていて良いものです。これは音楽をやっていて結構共通した意見だと思います。やはりリズムは音楽の基盤でありいく
らギターが上手くてもリズムが駄目では柱の無い家と同じで直に壊れてしまいます。基本的な事にべーシストはドラム
のバスドラの音を良く聴け!といいますがこれはドラムとベースがリズムをきっかり合わせる為の一つの癖として教え
られるものです。またドラムはギターと違い体力の消耗がとても激しい楽器ですのでスタジオで練習に入ったときなど
ドラマーが疲れているか気を配る事も大切です。練習を終った時にも楽器をかたずけたりするのを手伝ったりするもの
大切ではないでしょうか?
音楽はバンドという形態でやる以上他者に対する気配りを忘れてはならないと自分自身気を付けてます。友人のバンド
等ギター以外の楽器をお手伝いした時などギター以外の気持ちを学ぶ上でとてもいい経験をしました。特にドラムのお
手伝をしたときボーカリストがこちらが疲れていないか?気を配るのを見てとても有りがたく思った事があります。ギ
ターをやるうえで他の楽器を学ぶ事も是非トライして下さい。上手くならなくてもいいから何か得るものがきっとあり
ます(^_^)/