Step1
まず、ラインへならびます。ユーザー車検の場合指定されたコースに行き実際にラインへ並ぶ前に外
観検査及び書類のチェックを受けます。その際気を付けなければならないのはホイルキャップがつい
ている車はホイルキャップを外しタイヤの取り付けボルトが露出していなければなりません。なぜか
というと検査員がチャントボルトが締められているかテスターハンマーで確認するからです。一部の
車(ホンダ車等)はホイルキャップが付いた状態でもボルトが確認できるのでこの場合は必要ありま
せんが。また各ランプ、窓ガラスの損傷、車体シリアルナンバーの確認及び外観的違法がないかチェ
ックします。私のみた限りではホイルキャップを外さずに来てあわてて対処している人を多くみかけ
ました。一番最初からつまずきあとの検査のプレッシャーにならないようきをつけましょう!
気をつけよう!
テールランプはちょっとのヒビや中が見えてしまう傷はダメです。また中に水が入ってしまっている
のも失格です。こんなささいな事と思われるかもしれませんが、落ちてしまってはどうしようもない
のでチェックしましょう!
Step2
さあ次は実際にライン上に並びます。上に表示してある掲示板が進入となったらゆっくり進入しま
す。その際気を付けることはそのくるまが四輪駆動やFFやFRといったちがい(最近はフルオートの
ものありますが)のボタンを押さなければなりません。その後にサイドスリップというものの測定を
します。
サイドスリップとは
サイドスリップ時測定では前輪の人間の足でいうつま先がつぼまった状態(図を参照)の角度の事で
その他前輪に関するアライメントはトーインやキャスタやキングピン角などがありますが車検におい
てこのトーインが測定対象になっています。ここの角度が進行方向のほうが広がっているまたはつぼ
まっている状態を計ります。その測定値がある許容範囲を越えると勿論不合格です。しかもここの個
所の調整は法的には一般の方には難しいのではと思います。事前にこの個所の調整を専門家に依頼な
さったほうが懸命ではないでしょうか?またせっかく調整が合っているのにスピードの出し過ぎや検
査機の上での強めのブレーキは厳禁です。注意致しましょう。
スピード(メーターのチェック)
サイドスリップの測定が済んだ後、次は車両をネズミのくるくるまわる様な台に乗せ40km時になった
らハイビームをし、そのメーターと実際の速度との誤差を計ります。たしか私の記憶ではプラス10パ
ーセント、マイナス15パーセントが許容範囲だったと思います。ですから34キロから44キロまでの間
でパッシングをすれば合格ラインという事になるのでしょうか。
ライト
ここではサイドブレーキを引いてただじっとしているだけですが、その分ここの個所は事前のチェッ
クが大切です。調整は勿論のこと特にリトラクタブルヘッドライトは気を付けなければなりません。
なぜかといいますとせっかく調整を済ませたのに一度ヘッドライトを閉じてしまうと調整が狂ってし
まう可能性があるからです。ですので調整後ヘッドライトは常に開けたままの状態を保つ設定のまま
このライト検査が終わるまで閉めないように気を付けましょう!また4灯式のヘットライトはロービ
ーム側の左右のライトをガムテープ等で光を遮断するようにしましょう。測定するのはハイビームの
ほうですので。
気を付けよう!
リトラクタブルヘッドライトは閉めない(ライト検査が合格するまで)事、4灯式ヘッドライトはロ
ービームの方をガムテープ等で光を遮断する事!!
ブレーキ
ブレーキはとかく初心者のかた落ちやすい中の一つだと思います。じわーと強く焦らずあまり急過ぎ
ず踏み込めばきっとOKが出ると思いますあせらずに!またその後サイドブレーキを引きますがこれは
、名一杯引きましょう!
step3
排ガス
ここでは排ガスの成分を調査します。測定項目はCOとCHですNOxは測定しません(なぜ?)また年
式の古い車やロータリーエンジン等はボタンを押さなければならないので注意しましょう!またあま
りプローブ(測定する棒状のもの)は入れすぎに注意しましょう。おすすめの本(自動車工学 エン
ジン調整のすべて)
CO,HCて?NOx?って
これは環境を破壊する成分です。お分かりのとうり一酸化炭素及びガソリン、一酸化窒素と二酸化窒
素の事です。図を見ていただければ解るのですがこの3者を同時に減らすことは難しくあちらがたた
ねばこちらがたたずといったぐあいでしょうか。最近はやりの希薄燃焼や直噴のガソリンエンジン等
はNOxに関しては苦手なエンジンでその難題をいかに触媒で軽減するかが私の関心事です。ぜひとも
頑張っていただきたい項目です。触媒のメーカーは比較的日陰の存在でなにかと話題にはのらないか
も(失礼)しれませんが応援している人間がここには一人いることも覚えていて下さい。
気を付けよう!
排ガスをチェックする際にプローブという棒状の検査センサーをマフラーに差し込みますが、いくら
真夏の暑い日でもここではエアコンは厳禁です。エンジン回転が上昇してしまい排ガスが規定値以上
になってしまいます。ライトもつきっぱなしになっていないか?エアコンは入っていないか気を付け
ましょう!
step4
下回り
最終項目です。これはただ単に車を所定のいちまで移動し後は下回りの点検です。まずエンジンを止
めブレーキを踏みます。そうすると前輪を機械が前後左右に揺らします。ここてシャシー及び足周り
や各部の緩み等のチェックをします。それから注意する点は検査しやすいように事前にセルフ洗車場
などでチャント下回りを洗って行くことです。これにおこたったよって落ちたとゆう話をよく聴きま
す。ですのでそこら辺はちゃんとしときましょう!あと各項目でのチェックシートへの合格及び不合
格の判を機械にいれて押します。このチェックがないとせっかくうかってももう一度やりなおさなけ
ればならないので注意いたしましょう! ここが最後のチェックです。最初からここまで全て合格なら
あとは車検証を発行してもらうだけ。
Never give up
たとえ一度検査に落ちてしまっても、その日中でしたら再検査が受けられます。もし、手順を間違え
てしまったとか落ち着いてやれば受かるかもしれないと思ったらもう一度チャレンジしましょう!機
械的に物理的に無理なものはしょうがありませんが(; _;)私もラインに乗っかってさぁ〜ライト検査だ
ーと思いライトをつけた瞬間ライトが切れた事があります。まして初めての方は色々緊張するかもし
れませんが、みんな誰もが皆そうであったように数をこなせばなれてくるものです。がんばりましょ
う!