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サドンデス(涙)

「約20万キロの走行距離のジェミニは説得力がある」これは自動車月刊誌で有名のマガジンX で当ページが紹介された時(97年11月号)のお褒めの言葉であります。がしかし無念にも通称フェニャ ーリテッサオッサッサF0.40βは198000キロという20万直前での廃車となった!走る解体車、ボロ 車といわれつつもあのジウジアーロのデザインはいいなぁ!と思いつつメンテナンスをしていました。

がしかし、所有権は私には無いのである秋の日に、家に帰宅したらすでに廃車になっていたのであります。 せめて20万まで乗りたかった..無念の思いはとても大きかったのであります。

カルテ

この車は約4万キロくらいの時に我が家に中古車としてやってきました。それまでは全てマニュアルだけ だったので初めてのATの車でした。始めのうちは何のトラブルも無く快適に走り、丁度7万キロ周辺で 走行中いきなりのエンジンストップ。これはイグナイターという電気信号を増幅させる機械の故障 でした。それからまた1万キロ位走ると右のドライブシャフトブートが切れてブーツ交換をする事になり ます。それ以外は何のトラブルも無く大体平均的な経年劣化をたどりました。10万キロ位までは約12km 〜13km(1リッター当り)の好燃費を示し、10万キロでタイミングベルトを交換して万全の体制を整え ました。

そして約14万キロ付近で再びイグナイターの故障、この車は約7万でイグナイターが壊れるのかな?と 思いつつも21万キロ位にイグナイターだけ買って車でも載せておこうと思ったものでした。そして約16 万キロ付近でエアコンをオンにした時に、ステアリングを切った時だけエアコンのコンプレッサーのマグネ ットを殺すセンサーからパワステオイルが漏れて交換その後18万キロで再び右ドライブシャフトブーツ が切れて交換。またATのオイルパンから油もれがあった為パッキン交換。(必然的にATF交換)

この辺になると燃費も8キロ(1リッター当り)と悪くなり排ガスのCO,HCの濃度がかなり高くなりキャブレ ターの調整幅ぎりぎりまで上昇しました。ダンパーのレスポンスも悪くなりさすがに年老いた感がありまし たが深刻なトラブルは無く日常では安定した走りをしていました。一応20万キロを越す予定だったので、 リヤのベアリング交換も行い、当然の事ながらATF,Engine Oil等の交換。

外見は解体車だったが油脂系、制動系は入念にチェックして今後に備えたのであります。あ!そうそうラジ エターのサーモスタットも壊れたので交換しました。

が!突然の死(サドンデス)子供の頃"象が踏んでも壊れない筆箱"を自分が試して壊すまで必ず使いどうし ても愛着がわいてしまい、ずっと使ってしまうがこの車も自分のではないにしろ愛着がわいたものだった。

New Machine

こうして我が家にやって来たニューカマーは、トヨタのビスタであります。著者は相変わらずの赤貧の為、 車の所有が出来ずMacintosh暴走族と化していますが、結局私がメンテをするはめになるでしょう。また このマシンの愛称を「ムール・フリッツ・カトリーナ」と名付けました。 自分のマシンが手に入るまで(かなり先の話だろう)このムール・フリッツ・カトリーナ(MFK)をどれ だけ長期間ベストコンディションでいられるかが大きな課題になってくるでしょう。

現在4万キロですがさすがのトヨタだけあって非常に安定しています。殆ど定期メンテナンスをすれば問題 がありません。これは結構走りそうです。走行距離記録更新なるか!?

K.Oshima 6/10/1998