■ハンドル
ここはハンドルのガタやゆるみが無いか等の点検です。最近はエアバックの装着も増え別な意味で関心の集まる
所ですね
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■ブレーキ・ペダル
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ここはブレーキの効き具合は勿論の事項目に書いてあるとおり「遊び、踏み込んだときの床板とのすき間」の項
目です。例えば車検の際にブレーキフルード(ブレーキの液)よ交換したり、ブレーキのマスターシリンダをオ
ーバーホールしてチャント整備した後の車は全然ブレーキのフィーリングが違います。2年間の間に段々エアー
が入り込んだり液が劣化したりしてブレーキの性能が徐々に落ちているのに気付かず車検の際にエア抜き等を行
ってその違いに驚いた方も多いと思います。ブレーキ液にエア等が入り効きが悪くなるとふかふか踏んだ感触が
おかしくなります。強く踏み込んだ際にがちっとしっくりペダルが止まるのはいいとしてがちっと止まらずふか
ふかしているのは注意が必要でしょう!エンジンオイルも大切ですがこういった制動装置にまつわる点検も非常
に重要です。
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■パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)
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サイドブレーキと呼ばれる駐車時に多用されるこのブレーキはリヤブレーキが特にドラムブレーキの場合には
調整が必要とされます。ディスクブレーキの場合はディスクローター(タイヤの内側にある鉄の円盤の様な物
、これをディスクパットがはさんで制動力となる)とパットのクリアランス(すき間)が自動調整なのであま
り変化は少ないのですが、ドラムの方は調整が必要です。サイドブレーキが異常にに上に上がってしまうのは
効きが悪いのは勿論適正な調整が必要となります。サイドブレーキを上げる際にカチカチと音がすると思いま
すが、これを「ノッチ」と言って1ノッチ2ノッチ(鳴った回数)といいます。一般的にはレバー式の場合(
車種によって違う場合もある)4から7ノッチ辺りが完全にロックまで引っ張った時の調整値です。あまり上が
りすぎたり効きが悪かったらチェックが必要です。
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■クラッチペダル
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クラッチペダルは当然AT車には関係の無い項目ですので当然「/」マークが付きます。チャントクラッチが
切れ円滑に変速出来る(ギアに入る)か?またクラッチが摩耗し減ってくるとクラッチが早く切れる傾向が出
てきますのでクラッチの調整をしていなければ多少減り具合は確認出来ます。しかし、中古車屋さんで距離を
走った車を購入してそれで慣れてしまうと減った事に気付かず「あれ?」と止まってしまう事もあります。目
に見えない部分だけにやっかいですね。このコーナーの愛読者である私の友人の奥さんが友人宅でパーティー
の際待てど待てど来ないので心配してると実はクラッチが摩耗して走れなくなってたんですね。女性にはちょ
っと酷な項目だと思います。
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