■パワー・ステアリング
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ここの項目は大体3本あるベルトの内、パワステについての記載がなされています。まず緩み、損傷がないか?
外見におけるチェックが記されています。ベルトは劣化したりした際に細かい光る点のような物が出来ます。手
で触ると判るのですがベルトの内側が欠けていたりします。そのような時は交換が必要で、交換がなされた場合
には×が勿論付きます。取り付け部の緩みやパワステオイルの洩れのチェック内容がここに記されます。
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■冷却装置
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ここではファンベルト等について書いてあるます。まあFFの場合は無いので構いませんがここでも緩みや傷や
ゴム製品ですので経年劣化等がないかのチェックです。また冷却水(LLC)等の洩れが無いかの確認です。冷
却水を交換した時は「冷却水の洩れ」項目に×を付ければいいんじゃないでしょうか。
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■点火装置
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早い話プラグの事ですね。これも消耗品で火花が飛ぶ部分が丸くなってしまっていたり走行距離がかなりかさ
んだ時はエンジンの調子にも関ってくるので交換が必要です。取り換え時期は取り扱い説明書に書いてありま
すのでそちらをチェックして下さい。また整備士によってはもうじき交換距離に近づいていたり状態が悪いと
きには交換をしますのでそういった際には決してぼったくりではないのでユーザー側の理解が必要でしょう。
整備士側は交換するまたはした際に説明をしますので、もし何も説明をしない場合や告知をしない人にはあま
り頼まないほうがいいでしょう。いい整備士の選び方に「親切に説明してくれる!」というのが一つの選択か
もしれませんね。
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■燃料装置
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この所に関しては、燃料タンクから燃料パイプ、そしてキャブレター又はインジェクションと燃料を操る
装置がらみの項目です。ここはちょっと一般の方には難しい項目ですのであまり細かい事は書きませんが、一
番簡単なのがガソリン臭くないか!という事ですね。勿論ガソリンが漏っていたら大変な事ですし、早急に修
理が必要です。また最近は殆どがインジェクション(電子制御式のガソリン噴射装置)ですのでチョークバル
ブはあんまり関係の無い人のほうがきっと多いでしょう。ちなみに我家のマシン(フェニャーリ)はおもいっ
きりキャブですが....
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■バッテリ、電気配線
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この所は簡単に見分ける事が出来ます。バッテリのコードがチャントしっかり接続されているか..また配線が傷
ついていたりしてないか。バッテリの取扱上注意することは必ず外すときはマイナスから外し、取り付けにはプ
ラスから取り付ける事です。これは絶対に間違わないようにしましょう!一度近くでバッテリーが爆発したので
すがそりゃもう凄かった。バッテリー液(希硫酸)は目に入るト失明や目に多大な悪影響があるので注意しまし
ょう!
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■エンジン
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エアクリーナーや排ガスの状態のチェック項目です。排ガスの状態は余程変な色だとか、悪臭が漂うとうなけれ
ばいいと思います。肝心なのは車検の際CO,HCが基準内であることが必要とされますので正常またはちゃんと整
備されていればこの項目はOKでしょう。またエアクリーナー(人間でいえば鼻毛のようなもの)もチェックは簡
単なのでご自分でやられるのをお奨めします。最近は表面に薬品が塗ってありゴミが付着するようになってます
ので昔のようにコンコンと叩いてもあまり効果がありません。ここはゴミが多くなっていたら即交換部品です。
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■公害発散防止装置等
正直言ってこの個所が一番説明が面倒というか、整備工場もイチイチここをチェックしてるのかなと思っちゃった
りなんかします(^_^)まあエンジンが正常であればこの個所はどうってことないのですが以前に比べ点検記録簿は絵
が付いたり判りやすくなったのですが、ここの個所だけ依然昔の判りにくさが残ってます。この個所は整備工場が
エンジンの調子が悪くこの公害発散防止装置等(ちょっと面倒な名前ですね)修理をした時のみ記述式というのは
どうでしょうか?運輸省さんお願いしますm(_ _)mこの個所でチャコールキャニスタとかPバルブとか一般の人に
は「何じゃこれ」と言わんばかりの単語がならんでいます。まあここの項目では汚い排ガスをまたエンジンに吸入
させ燃え残ったガスをもう一度燃焼させる等の記述とうが書いてあるのですが、事務の女の子にHDのbootブロック
がどうのこうのとかconfig.sysがどうのこうのいっているのと同じなのでここら辺で終りにします。
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