■かじ取り車輪
ここの項目のホイールアライメントは主に前輪のトーイン・キャスター・キャンバー等を差しますが、前輪がチ
ャント適正な角度で取り付けられて(または狂ってないか)のチェックです。走行中ハンドルが斜めになったり
震えたりするときこの場所が問題の時もあります。
|
■ショックアブソーバー
人間で言えば足の一部とてもいいましょうか?車はコイルスプリング等で車を支えまた衝撃を吸収していますが
スプリングのみの場合にはこれがいつまでもばたばた揺れが止まりません。それをこのショックが減衰力を与え
車の衝撃を吸収し尚且つ揺れを抑える働きをします。この場所がオイル漏れ等があると揺れの減衰力等が著しく
低下しますので車がバウンバウンしてしまいます。長い目で見ればこれも消耗品ですので悪くなったら交換です
ね
|
■サスペンション
サスペンションの取り付け及びガタの項目です。ここは勿論安全性において最重要項目ですね!基本中の基本
でちゃんとしてなければいけません
|
■ブレーキ・ディスク、ドラム
|
ここではブレーキ関係の点検項目です。上の図がディスクブレーキで、下の図がドラムブレーキです。
この図で拡大されている部品がディスクパットでありブレーキシューなのですが、ここの部品がロータ
ー等にこすれる事により動力を熱変換させることにより減速できます。当然この部品は摩耗していきま
すので消耗品でありこの部分の点検をおろそかにすると命にかかわるので万全な注意が必要です。特に
ブレーキパットは摩耗して減ってくるとサイレンサという鉄がローターにあたりキーキーとノイズを発
生させます。またここで注意しなければならない事は一般の人にはこのパッドのこすれるノイズとパッ
トの摩耗による警告音が一緒になりまだパットが新しいまたは減っていないのにこれは駄目だと判断し
てしまう事です。もしわからなければ工場か知識のある人の判断を仰ぐのもいいかもしれません。よく
クレームでブレーキノイズがうるさいと言ってクレーム対処をしますが、これはローターに薬を塗った
りパットの角を削って鳴きを止めたりするのですが私の場合はこすれる部分が少なくなるのだからパッ
トが当る適正なノイズは気にしない!と決めています。このノイズに敏感過ぎるのは日本人だけだから
この点には安全性の観点からも注目してほしいですね(^_^)変に細かい事よりも安全に気を配った整備は
お客さんの理解なしには出来ないのでブレーキが正常なのにちょっと鳴きがうるさい程度で文句を言う
のは控えめに!
|
■ホイール
タイヤ及びホイール等の項目ですね!タイヤの溝の深さや異常な摩耗とありますが、これは目視出来ますので日
常生活の中でも気軽に出来ますね(^_^)異常な摩耗はタイヤ自体の異常も考えられますし、アライメントのずれも
考えられますのでプロのアドバイスは必要かもしれませんね。
|
■ブレーキのマスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク・キャリパ
 |
ブレーキフルード(ブレーキの油)の油漏れチェックですね。ここもとても重要ですね!あぶら洩れのチェック
は、目に見えるあぶら漏れは分かりやすいですが(しかし、それだったら大変な事だ)僅かな洩れは、漏れある
所は塵やほこりが付着しその部分だけが汚れています。もし変だなと思ったら点検をそしてこの部分はプロに任
せましょう
|
|